クラシックカーは中古車ではなく骨董品
最新の新しいデザインの自動車を欲しがる人もいれば、オールドクラシックの自動車が好きで、自分で直しながら乗っている人というのも世界中にいます。わざわざ燃費の悪いすぐに壊れてしまう物を好き好んで乗っているというのは、一般の人から見るとちょっと変に感じるかもしれませんが、古い車には現在の快適性だけを追求したものにはない楽しさがあるのです。こうしたものは古ければ古いほど価値が上がる傾向にあり、一般的な中古車ではなくほとんど骨董品の域に達しています。この様な車を持っている人の多くは同じ車種の愛好会に所属するのが一般的なのですが、これはただそれが好きな人が集まっているというだけではなく、古い車の一番の懸念材料がパーツ不足という理由からです。古い車はすでにメーカーのサポートがなくなっていたり、メーカー自体がすでになくなっていたりして、交換パーツが手に入らないという状況になってしまいます。そこで、同車種を持っている愛好会に加入していれば、それぞれが持っているパーツのストックの中から融通しあって維持していけるという点が大きなメリットと言えるでしょう。この様に普通の中古車とは格段に維持が難しいのがクラシックカーと言えます。